
「ジェイック 中退就職カレッジ」は、株式会社ジェイックが運営する大学・大学院・短大・専門学校の中退者専門の就職支援サービスです。以前は「セカンドカレッジ」「就職カレッジ 中退者コース」という名称で呼ばれていましたが、現在は「中退就職カレッジ」に統一されています。
本記事では、名称の変遷から、サービスの特徴、参加者データ、利用の流れ、評判までを公式サイト・IR資料などの一次情報をもとにまとめました。
中退就職カレッジとは?
中退就職カレッジは、20代向け転職エージェント「ジェイック 就職カレッジ®」を展開する株式会社ジェイックが提供する、大学・大学院・短大・専門学校の中退者、および中退を検討している人に特化した就職支援サービスです。
次の3つを無料でワンストップ提供している点が特徴です。
- 就職活動のノウハウやビジネスマナーを学べる無料就職講座
- 書類選考なしで大学中退に理解のある企業と出会える面接会(最大20社)
- 入社後の定着・活躍を見据えたフォロー
運営会社の株式会社ジェイックは1991年3月設立、東京証券取引所・名古屋証券取引所に上場している企業(証券コード7073)で、就職支援事業を20年以上手掛けています。
サービス名の変遷|セカンドカレッジ・就職カレッジ中退者コースからの改称
中退就職カレッジは、これまでに何度か名称が変わっています。検索する際に「セカンドカレッジ」「就職カレッジ 中退者コース」といった旧称で調べる方も多いため、経緯を整理しておきます。
| 時期 | 名称 | 補足 |
|---|---|---|
| 2017年4月〜 | セカンドカレッジ® | 大学中退者に対象を絞った就職支援サービスとして開始 |
| 〜2022年頃 | セカンドカレッジ® | 就職カレッジ®・女子カレッジ®・新卒カレッジ®などと並ぶブランドの一つとして展開。一部媒体では「就職カレッジ 中退者コース」とも呼ばれていた |
| 現在 | 中退就職カレッジ® | サービス名を「中退就職カレッジ」に統一。公式サイトも jaic-college.jp/second/ に集約されている |
つまり、「セカンドカレッジ」も「就職カレッジ 中退者コース」も、現在の「中退就職カレッジ」と同一のサービスを指す呼び名です。古い記事や口コミサイトでこれらの名称を見かけても、内容としては同じサービスと考えて問題ありません。
中退就職カレッジの3つの特徴
- 書類選考なしで大学中退に理解のある企業と面接できる:中退の経歴を理由に落とされることなく、最大20社との面接会に参加できます
- 中退者専門の無料就職講座がある:中退理由の伝え方、自己PRの作り方、ビジネスマナーなど、中退者ならではの悩みに沿ったカリキュラムです
- 入社後もフォローが続く:内定・入社をゴールにせず、入社後の定着・活躍まで見据えた支援を行っています
こんな人におすすめ
- 大学を中退したので、応募できる求人が限られると思っている
- 書類選考の時点で落とされてしまい、面接まで進めない
- 「なぜ中退したのですか?」という質問にうまく答えられない
- 正社員として働いた経験がなく、ビジネスマナーに自信がない
- 入社後の人間関係や職場の雰囲気を、事前にできるだけ知っておきたい
大学中退に理解のある企業とだけ面接できるため、「中退歴があるからブラック企業しかない」という不安を持つ人にも向いています。
参加者の内訳・実績データ
公式サイトで公開されている最新のデータは以下の通りです(数値は公式サイト記載の集計期間に基づきます)。
- 参加者のうち正社員未経験者は97.1%以上(2025年2月〜2026年1月の参加者のうち、同社が把握している割合)
- 就職相談を受けた人の満足度は90%(2022年12月12日〜2025年5月31日にアンケートに回答した人のうち)
- 入社後3ヶ月の定着率は92.1%(2023年2月〜2023年7月に入社した人材が対象)
- 中退就職カレッジ単体での面接会参加人数は3,292人(2018年2月〜2026年4月)
- ジェイックの就職カレッジ®グループ全体では、2005年のサービス開始以来、面接会参加人数が42,976人(2005年5月〜2026年8月)に達しています
利用者のほとんどが社会人未経験者であることから、初めての就職活動でも取り組みやすい設計になっていることがわかります。
登録から就職までの流れ
- 相談:専任の就職アドバイザーに、中退の悩みや就活の進め方を相談(現在はオンライン面談が中心)
- 無料就職講座:社会人としての基本的な考え方から、内定に直結するスキルまでを学ぶ講座(オンライン中心)
- 面接会:書類選考なしで最大20社と面接。事前に面接対策も実施
- 就職先決定:内定・入社。入社後も定着支援が続く
「中退しようか迷っている」という段階から相談できるのもポイントで、無理に中退を勧められることはありません。
「就職カレッジ」「新卒カレッジ」との違い
ジェイックは対象者ごとにいくつかのブランドを展開しています。混同しやすいので整理します。
- 就職カレッジ®:既卒・第二新卒・フリーターなど、社会人経験が浅い(または経験のない)20代向け
- 中退就職カレッジ®(旧セカンドカレッジ・就職カレッジ中退者コース):大学・大学院・短大・専門学校の中退者、中退検討者専門
- 新卒カレッジ®:卒業を控えた大学4年生など、新卒就活生向け
いずれも研修(就職講座)+書類選考なしの面接会+入社後フォローという基本構造は共通していますが、講座内容やアドバイザーの専門性が対象者ごとに最適化されています。中退の経歴がある場合は、中退就職カレッジを選ぶことで、より自分の状況に合った対策を受けられます。
評判・口コミ
口コミサイトなどでは、以下のような声が見られます。
良い評判
- 研修を通じて自己分析や面接対策、ビジネスマナーを一通り学べた
- 書類選考なしで複数社と面接でき、選考のハードルが下がった
- 担当アドバイザーに相談しながら進められて心強かった
気になる評判
- 研修の雰囲気が体育会系で、人によっては合わないと感じることがある
- 紹介される求人は営業職が中心になりやすい
- 拘束時間がまとまってあるため、スケジュール調整が必要
研修スタイルやカルチャーが合うかどうかは個人差があるため、無料相談の段階で雰囲気を確認しておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. 中退していても正社員として就職できますか? A. 可能です。中退就職カレッジは中退者に特化したサービスで、これまでに多くの中退者の就職を支援してきた実績があります。中退に理解のある企業のみが面接会に参加しているため、経歴を理由に不利になりにくい環境です。
Q. 「セカンドカレッジ」という名前は今も使われていますか? A. 現在の正式名称は「中退就職カレッジ」です。「セカンドカレッジ」は2017年のサービス開始時からしばらく使われていた旧称で、内容は現在のサービスと同じです。
Q. 中退就職カレッジと就職カレッジは何が違いますか? A. 就職カレッジは既卒・第二新卒・フリーターなど社会人経験が浅い20代全般が対象なのに対し、中退就職カレッジは大学・大学院・短大・専門学校の中退者・中退検討者に対象を絞ったサービスです。
Q. 最短でどれくらいの期間で就職が決まりますか? A. 公式サイトでは最短2週間での内定事例が紹介されています。個人の状況によって異なるため、相談時に希望のスケジュールを伝えるとよいでしょう。
Q. サービスの利用に費用はかかりますか? A. 利用者側の費用は無料です。ジェイックは採用活動を行う企業側から費用を受け取る仕組みで運営されています。
Q. 全国どこでも利用できますか? A. 基本的に全国で利用可能ですが、紹介できる求人数が少ない地域もあるため、まずは相談してみることをおすすめします。
大学中退者におすすめの他エージェント
中退就職カレッジ以外にも、大学中退者が利用しやすい就職エージェントがあります。それぞれ強みが異なるため、複数登録して比較するのも一つの方法です。
- ハタラクティブ:正社員未経験者・フリーター寄りの人向け。東京・横浜・名古屋・大阪・福岡と拠点が多く、対面相談がしやすい
- UZUZ既卒:IT系を目指したい人、面接対策など手厚いサポートを求める人向け
- 第二新卒エージェントneo:初めての転職・就業経験が少ない19〜29歳向け
- リクナビNEXT:自分のペースで求人を探したい人向け(エージェントではなく転職サイト型)
まとめ
- 現在の正式名称は「中退就職カレッジ」で、「セカンドカレッジ」「就職カレッジ 中退者コース」は同じサービスの旧称
- 大学・大学院・短大・専門学校の中退者、中退検討者に特化した就職支援サービス
- 書類選考なしで最大20社と面接でき、参加者の正社員未経験率は97.1%以上
- 相談満足度は90%、入社後3ヶ月定着率は92.1%という実績がある
- 中退の経歴に不安がある人は、まず無料相談から始めてみるのがおすすめ

