履歴書の学歴欄に「大学中退」を書くかどうかは悩ましいですよね。面接へ進めなければ何もできませんから、就職活動で自分の経歴を詐称する人は少なからずいます。

大学中退者は企業の採用担当者から「採用してもすぐに辞めるんじゃないかな」と思われていることが多く、高卒よりも不利に働いてしまうケースがあります。

しかし、経歴詐称すると嘘を通すためにまた嘘で取り繕わなければいけないので、どこかでバレてしまうかもしれないデメリットがあります。

結論を言うと、大学中退者が書類審査を通るために大切なのは「学歴欄をどう書くか」ではなくて「大学中退の経歴があっても採用している企業に応募できるか」です。

中退に理解のある企業なら学歴詐称しないでも採用されるからです。

【この記事のまとめ】

  • 大学中退の事実を書かなかったり、最終学歴を大学卒業と書いたら学歴詐称に当たる。
  • 特に高学歴に偽るのは危険。懲戒処分や解雇の可能性もある。
  • 最終学歴を高卒にすればバレる可能性は低く違法性も低い。嘘をつき続けなければいけないので大きなデメリットがある
  • 「学歴詐称にはリスクしかない」わけではない
  • 大学中退者に対して悪いイメージを持っていない採用担当者はいる
  • 転職エージェントを通じて大学中退者を採用した実績のある企業に応募していくのがおすすめ
筆者

大学中退していても20代なら正社員の椅子が空いています。わざわざ学歴詐称のリスクを背負ってまで就職活動していかないでも大丈夫ですよ!

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学歴詐称には2種類ある

学歴詐称には「高学歴に偽る場合」と「低学歴に偽る場合」の2パターンがあります。

高学歴に偽る場合:大学中退を「大学卒業」と書く(違法性あり)
低学歴に偽る場合:大学中退を「高校卒業」と偽る

大学中退者は後者のパターンが多いです。

「大学中退を書かない派」の意見も多いです

男性2

「大学中退」って書いたら書類で不採用になるでしょ。最初の職歴を作らなきゃ始まらないんだから、たとえバレるリスクがあっても嘘付いた方がよいと思う

女性1

会社側も求人票に書いてある給与や休日の条件を守らないんだから、こちらも馬鹿正直に書く必要ないんじゃない?

履歴書の最終学歴を高校卒業と記載し、高卒フリーターとして就職活動する方は多いです。「大学中退」よりも「高校卒業」の方が好印象を持つ採用担当者もいるので、現状を打開するために学歴詐称するのも悪くはないかもしれません。

高卒フリーターとして就職活動するには「本当は大学に在学していた期間に一体何をしていたのか」という嘘を考えなければいけません。

【おすすめ】中退に理解のある企業へ応募する

企業の採用担当者の中には「採用してもすぐ辞めるだろうから書類で不採用だな」と考えている人も少なくありません。

しかし、中退に理解のある企業も沢山あります。

採用担当者2

失敗した経験を乗り越えようとしてる人だから採用してみよう

こんな採用担当者がいる企業に応募することをおすすめします。

大学中退者の就職支援プログラム「セカンドカレッジ」には、次のようなインタビュー記事がありました。

大学中退者に対しては、悪いイメージは持っていません。 日本給食株式会社は創業して62年間、中途でしか採用したことがなく、どこかで揉まれてきた経験のある人を採用してきました。
(中略)
「1回落ちた」「親に迷惑かけた」など、大変な経験をしたからこそ、その想いをもって取り返せるとも思いますし、個人的にもそういう人たちが好きですね。

日本給食株式会社に就職したK・Sさんより

辞めた理由、辞めてしまった自分に対する自己認識が大事だと考えています。
(中略)
大学中退者は王道を歩くよりは少し外れた人たちではありますが、でも、もう一度チャレンジして山を乗り越えようと思った人達です。

株式会社ゴルフダイジェスト社に就職したK・Yさん

このような企業もあります。「中退を隠すかどうか」よりも「中退の経歴を認めてくれる企業へ応募する」ことを考えた方がよいでしょう。

セカンドカレッジは、転職エージェント「ジェイック」が運営する大学中退者向けの就活支援プログラムです。7日間の研修を受けると、書類審査なしで企業との面接へ臨むことができます。

ジェイック公式サイト

ジェイックの詳細を見る

「学歴詐称にはリスクしかない」は本当?

転職情報サイトの中には「学歴詐称にはリスクしかない」と書いてるところもありますが、別にリスクしかないわけではありません。

会社で働き始めなければキャリアを築いていけずスタートラインにすら立てないのです。中退の経歴を一切認めない採用担当者もいるので学歴詐称して入社するメリットはあります。

でも20代なら正社員の椅子が沢山空いています。わざわざ学歴詐称するだけのメリットがあるか?と聞かれれば、そこまでのメリットはないでしょう。

中退の経歴があっても書類審査に通る企業を見つけるには?

ハローワークや一般の転職サイトでは、企業の採用担当者が中退者にどんなイメージを持っているかどうかわかりません。

素晴らしい履歴書や職務経歴書を書いたところで「応募する企業を選ぶ段階」で間違えていれば不採用一直線です。書類審査に通らなければ面接で自己アピールすることもできず、不採用続きでいつまでもフリーター生活が続いてしまいます。

おすすめは転職エージェントを活用して就職活動することです。採用されやすい企業を紹介してくれるので、「履歴書で落ちてしまう…」という悪循環から抜け出せます。

大学中退者におすすめの転職エージェント

就職shop

就職shop公式サイト

転職業界最大手のリクルートグループが運営しているフリーター専門のエージェントです。

全国に拠点を抱えており、抱えている求人案件数はどこよりも多いです。営業職は全体の4割程度、求人数が多いので営業以外の職種も沢山あります。

就職shop公式サイト

就職shopの詳細を見る

ジェイック

ジェイック公式サイト

大学中退者支援プログラム「セカンドカレッジ」や、営業職向けの「ジェイック営業カレッジ」という無料就職講座を受講できるエージェントです。

ビジネスマナーや就活ノウハウを受講した後は、書類選考なしで20社と面接可能です。紹介される求人は営業職が多いです。

ジェイック公式サイト

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ハタラクティブ

ハタラクティブ公式サイト

ハタラクティブが紹介してくれる求人の中で、営業職は全体の3割程度です。事務や広報、生産管理、総務など、営業以外の職種を探している人におすすめです。

ハタラクティブ公式サイト

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※その他のエージェントについては『大学中退した人が利用できる転職エージェント一覧』をご覧ください。