正社員経験がなくて事務職は無理だろうから営業しかないかなあ。でも営業向いてないと思うんだけど…
こんな風に「営業しかない」みたいな考えを持っている人って結構多いです。でも、営業以外の仕事に就く人は沢山います。
実際にフリーター専門の転職エージェントを利用している人は、営業以外の仕事に就職している人が大半を占めています。
就職shop経由で営業職に就いた人は4割ほどですし、ハタラクティブで営業職に就職している人は3割ほどしかいません。正社員経験のないフリーターでも、6~7割の人が営業以外で採用されています。
「営業以外に就きたい」は結構危ない
「営業以外に…」と考えて就職活動をしていくのは危険です。「なぜ営業職なのか、なぜ営業職以外なのか」という理由が明確になっていない可能性が高いからです。
単に「営業以外」といっても、社会には色々な職種があるわけです。事務、営業事務、広報、企画、販売、ITエンジニア、施工管理、コンサルタントなど様々です。
企業の面接では、希望している仕事に対して熱意をアピールしなければいけません。そこで「営業以外の仕事をしたかったんです」なんて言ったら一発でアウトです。
もし採用されても、働き始めてから「こんなはずではなかったのに」という失敗が起こりがちです。まずは自分にあった職種を特定するのが大切です。
営業はスキルがなくても就職できる職種なわけではない
「営業として働くには、特別な資格やスキルは不要」なんて言われますよね。
もちろん業界で身につける知識はありますが、採用時点におけるスキルは不要と考えている人は多いです。でも、ちょっと考えればそんなの嘘だと分かるでしょう。
コミュニケーションのスキルは絶対に必要です。
どんな営業だって自社商材を分かりやすく説明するスキルは必要ですし、個人営業なら初対面の相手と仲良くなるスキルがないと生き残っていけません。
営業に向いてる人、営業に向いてない人はいます。向いていないと判断されれば採用されませんし、不幸にも採用されてしまえば厳しい現実が待っています。
営業といっても色々ある
単に「営業」といっても色々な営業職があります。
扱う製品に応じて食品営業、人材サービス、不動産営業、MR(医薬)などがありますし、対象顧客によって個人営業と法人営業があります。
テレアポや飛び込みなどの新規開拓営業もあれば、すでに取引のある既存営業もあります。
厳しいノルマを求められる営業と、そんなに厳しくない営業もある
営業職にも、厳しいノルマを求められる営業と、そこまで厳しくない営業があります。
数字を作らなければ会社内での市民権が得られない不動産営業や証券営業は本当に厳しいです。
極端な話をすれば、「お前の給料は誰が稼いでるんだ?」と聞かれて「おれが稼いでいるんだ」と答えられる人だけがやっていけます。(そういう人は給与もめっちゃめちゃ高いですが)
しかし、既存客に対して自社商材を提案したり、希望の改善策を聞く営業なら離職率は低い傾向があります。厳しいノルマを求められるわけではない既存営業を考えてみてもよいでしょう。
視野を広くして色々な職種を探してみよう!
正社員として働いたことがない以上は、どんな職種が自分に向いているかなんてわかりません。「営業」という知っている職種だけを考えるのではなく、視野を広くして仕事を探した方が絶対に良いです。
どんな職種が自分に向いているか迷った時は、大学中退者の就職支援実績のある転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
過去の豊富なデータをもとにあなたの性格や経歴にあった仕事を提案してくれますし、採用されやすい企業を紹介されるので、効率的に就職活動を進められます。
大学中退者におすすめの転職エージェント
転職業界最大手のリクルートグループが運営しているフリーター専門のエージェントです。
全国に拠点を抱えており、抱えている求人案件数はどこよりも多いです。営業職は全体の4割程度、求人数が多いので営業以外の職種も沢山あります。
大学中退者支援プログラム「セカンドカレッジ」や、営業職向けの「ジェイック営業カレッジ」という無料就職講座を受講できるエージェントです。
ビジネスマナーや就活ノウハウを受講した後は、書類選考なしで20社と面接可能です。紹介される求人は営業職が多いです。
ハタラクティブが紹介してくれる求人の中で、営業職は全体の3割程度です。事務や広報、生産管理、総務など、営業以外の職種を探している人におすすめです。
※その他のエージェントについては『大学中退した人が利用できる転職エージェント一覧』をご覧ください。