営業職は経歴不問で募集している求人が多く、就職のチャンスは多いです。
労働時間が長くて休日が少ないなどと敬遠されることも多いですが、給与が比較的高く、仕事に必要な力が身に付くというメリットもあります。
顧客となる対象や仕事内容、採用にあたって有利なスキルなどを考えながら応募企業を選んでいきます。
大学中退からの就職のに営業をおすすめできる2つの理由
営業未経験の人から営業職は敬遠されがちです。飛び込み営業やテレアポのように、顧客から「必要ない」と言われても売り込まなければいけないイメージが強いのかもしれません。
しかし、営業職は飛び込みばかりではありません。
当サイトでは大学中退から就職する方法として転職エージェントをおすすめしていますが、エージェントのキャリアアドバイザーも営業職の一つです。仕事を探している人に対して相談に乗り、企業情報の紹介や面接対策などを行っています。
不動産の仲介営業や中古車販売営業なども、来店した顧客に対して情報を提供することになります。SUUMOやカーセンサーなどに宣伝広告を出し、利用者の申し込みがスタートでて営業していくスタイルです。
1.将来転職を考えた時に有利になる
営業職は企業にとって利益を出す部門なので、どこの会社にも必ずあります。ノウハウはあれど機械任せにできない仕事ですから、いつの時代でも需要がなくなることはありません。
一度身につけた営業スキルは他業界でも通用するので、将来の転職に有利なのはもちろん、基本的には一生食べていけるスキルになります。
2.他職種と比べてブラックとはいえない
ノルマがきつくてブラックかといえば、そんなことはありません。「ノルマなし」という職場でもノルマに近い目標は設定されていますが、教育体制の整っている職場なら、目標に向かって上司がサポートしてくれます。
むしろ、会社によっては一般事務や経理の方がブラックのことだってあります。「売上」という分かりやすい指標がないため、日常的な人員不足で残業が多くなっている会社もあります。
「営業職だからブラック」「事務職はホワイト」だとはいえません。
営業先は大きく分けて「個人」「法人」の二種類
営業先となる顧客は「個人(消費者)」と「法人(株式会社や有限会社、財団法人など)」の二種類があります。
個人向けの営業は、旅行代理店や不動産販売、自動車販売などを思い浮かべれば分かりやすいでしょう。一般消費者がメインになるため、コミュニケーション能力が重視されます。
販売・接客のアルバイト経験が活きてくるため、フリーターから正社員を目指す方に人気があります。
法人向けの営業は、食品メーカーや医療機器メーカーなどを思い浮かべると分かりやすいでしょうか。企業を相手にする仕事なので、いかに「商品のメリットを伝えられるか」が大切です。
個人営業では顧客から「この人なんか嫌」と思われたら終わりですが、法人営業についてはそれがありません。「仕事をしっかりこなせば信頼関係を築ける」という特徴があります。
大企業相手の法人営業は大卒必須としていることが多く、大学中退者は中小企業や個人事務所相手の営業職として採用されることが多いです。
営業に必要な資格やスキルは?
資格に関しては、普通自動車免許必須という職場が多いです。会社の車を運転する機会の多い職場ならペーパードライバーはNGという条件を付けていることもあります。
他は志望業界ごとに異なり、不動産業界なら宅建士、IT業界なら基本情報技術者、保険業界ならFPなどがあれば就職活動でプラスになります。
営業マンはコミュニケーション能力が必須です。とはいえ、プライベートでは人見知りしがちな方でも仕事中は問題ないことが多いです。
メンタル面の強さを採用面接で見られる
営業マンはメンタル面の強さが大事です。顧客から厳しいことを言われるので、そのたびに気持ちがへこんでいると辞めたくなってしまいます。
[char no=”3″ char=”男性3″]大学中退から就職するなら営業しかないんだろうなあ…[/char]
ネガティブな理由から営業職を考えている大学中退者にありがちなミスがこれです。
自分に自信がない人は売上を作れませんから、こんな消極的な考えがあれば採用面接で見透かされてしまいます。