事務職は女性を中心に人気がある職種です。ひとことに事務職といっても、次のように細かく分かれています。
- 一般事務
- 経理事務
- 営業事務
- 医療事務
- 貿易事務
- 秘書
一般事務・営業事務は正規雇用ではなく派遣社員やアルバイト社員も多いです。
事務職に有利な資格は?
パソコンの資格として有名なのがMOS資格(Microsoft office specialist)です。MOSはスペシャリストとエキスパートに分かれており、エキスパートの方が高い能力の証明となります。
経理業務に従事するなら簿記が必要です。日商簿記検定は4級~1級にわかれていますが、日商簿記2級以上があれば有利といわれています。簿記3級なら1ヶ月程度、簿記2級なら2~6カ月程度で取得できます。
大学中退よりも「事務職未経験」が問題
未経験から事務員になるのは簡単ではありません。学歴よりも経験の有無を問われることが多く、大学中退よりも事務職未経験こそが壁になります。
求人内容に「未経験OK」「未経験者歓迎」と書いてあっても、やはり事務職は経験者ほど有利です。専門性の高い経理事務や貿易事務は特に経験を求められる傾向があります。
しかし、未経験者を歓迎している企業はあります。ウェブ広告業界の事務や営業事務は、事務系職種の経験がなくても採用されるケースが多いです。
まずは未経験でも就ける事務職を探し、そこから転職してステップアップしていくのがおすすめです。
派遣社員になって事務の仕事を探す
正社員にこだわらないなら、派遣社員として事務職の仕事を探すのがおすすめです。20代なら採用されやすいので、未経験者でも経験を積むことができます。
紹介予定派遣で事務の仕事を探せば3カ月~6カ月で事務職の正社員になることもできます。
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専門スキルが不問の未経験OKは倍率高め
専門性が高い経理や貿易事務と比べると、一般事務や営業事務の求人は応募者が多く倍率高めです。
人気の求人で内定を貰うためには企業や業界について詳しく調べることは必須ですが、正社員になることを最優先するなら事務職以外にも目を向けた方がよいかもしれません。