大学中退をした人でも公務員になれます。給料もしっかり出て福利厚生も整っているので、安定を重視するなら選択肢の一つになります。
公務員試験の受験資格は年齢制限だけで、年齢条件さえ満たしていれば何度でもチャレンジできます。
テストの難易度を示すのに「高卒程度」「大卒程度」という表記をしていますが、大学中退者も大卒程度の試験を受けられます。
公務員試験の面接でも大学中退した理由を聞かれるので、あらかじめ内容を考えておきましょう。
公務員試験を受ける前に民間企業も視野に入れておく
大学中退からの一発逆転を狙って公務員試験を目指す人は多いです。
[char no=”1″ char=”男性1″]もう民間企業の正社員に就職するのは無理だから公務員試験しかない…[/char]
この考えは結構危険です。大学中退しても一般企業の正社員になれます。公務員試験に落ちるリスクを考えれば、大学中退後すぐに就職活動をはじめたほうが
公務員を目指すのが悪いことではありませんが、一般企業の正社員求人も視野に入れるべきです。
そもそも「公務員を目指すか悩んでいる」のであれば、就職shopやセカンドカレッジ(就職カレッジ)などをチェックして、あなたが採用されそうな正社員求人があるかどうかだけでも確認しておきましょう。
大学中退から公務員を目指すメリット・デメリット
- 安定している(一般企業と比べて倒産するリスクが低い)
- 土日に休めることが多い
- 福利厚生はしっかりしている
- 給与が景気に左右されない、未払いがない
- 有給休暇を必ず取れる
- 残業の多さは職場による
- 合格しやすい公務員試験は役職や給与の上限が低い(給与が安い)
- 試験に落ちると無職期間が延びてしまう
警察官、消防士、自衛官は大学中退者に人気のある職種です。休日は必ず取れるので、安定した生活を求める人にはおすすめです。
公務員試験に落ちた時は、無職期間が延びてしまうリスクがあります。履歴書の空欄期間が長くなればそれだけ採用にも不利なので、28歳~29歳で公務員志望から民間企業志望へ転向するかたもいます。